プロトタイプ(WILLCOM FORUM & EXPO 2008)

去年と同様に、プロトタイプ、コンセプトモデルが展示されていました。
その中からいくつか。

  • WP013:くまふぉん

去年も展示されていましたが、今年は稼働モデルが展示されていました。実際に手にとって通話も試すことができました。
口の部分にスピーカーがあるのですが、音量は小さくこもった感じがあり聞き取りにくいので、もう少し改良の余地があるようです。
ターゲットはやはり子供。街中はもちろん病院での利用も想定しているそうです。
ぬいぐるみの部分はくま以外の動物も考えているようです。着せ替えは構造上の都合で難しいらしいです。
単三電池で稼働可能。

  • WP015:Eメールマシン

OSはLinuxで搭載アプリはメールソフトのみ。メールの作成、送受信、閲覧に特化しています。
テキストエディタ、ファイル管理ソフトもなし。データはメールデータとしてメーラーで管理します。Microsoft Wordなども搭載しないため、添付で送られてきたWordファイルなど開くことは不可。見たい場合はUSB端子を搭載しているのでUSBメモリに移して他のPCで見てね。とのこと。
本体の大きさはブラインドタッチが楽にできるギリギリの大きさを目指していて、NECMobileGearの大きさを理想としているそうです。
単三電池で稼働可能で、エネループが使用でき、充電も本体で可能になるそうです。

アルテルのW-OAM Type-G対応W-SIMの実働モデルがデモされていました。
担当者さんの話によれば、秋の発売を目指しているそうです。正確な発売日などは決まっていないものの、”黒耳”なることは決まっているそうです。
去年無料配布したUSB通信アダプタ「AS001」でのデモも行っていましたので、「AS001」でも使用可能なようです。「AS001」に関しては、配布はしたものの製品化などの今後については白紙だそうです。
GPS内臓W-SIMについては、WILLCOMの発注があれば進展するようなことを話していました。「WILLCOM 03などに内蔵されないのは、GPS内臓W-SIMの製品化などの要因が絡んでいるのかな」みたいな質問をしてみましたが、そんなことはないそうです。
(こんな写真ですみません)

アルテルでは、W-SIMの4連挿しのアダプタ「WP017:16xデータジャケット」もデモされていました。